エクセルで特定の文字を入力したときに、行全体の背景色を変えたい方に、読んでほしいブログです。
以前のブログで、セルに自動的に色付けができる条件式書式のやり方を紹介しました。
【参考】エクセル 自動的にセルに色付けをする条件式書式を覚えよう!
今回はその応用編になりますが、以下のことができるようになります。
エクセルに特定の文字を入力すると・・・
行全体の背景色が変わる!
こんな感じで、特定の文字を入力したときに、行全体の背景色を変える方法を紹介していきます。
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特定の文字を入力したときに、行全体の背景色を変える方法
以下のエクセルを元に、ステータスの列で「失注」と入力された場合、行全体の背景色がグレーに変わるシートを作っていきます。
まず、背景色を変えたい行をすべて選択します。
このときに、1行だけではなく、背景色が変わる可能性があるすべての行を選択してください。
エクセルの「ホーム」メニューにある「条件付き書式」をクリックします。
「新しいルール」をクリックします。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。
「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に「=特定の文字を入力するセル(列のみ絶対参照の$をつける)="特定の文字"」を入力します。
今回の場合は「=$E5="失注"」を入力します。
列($E)だけ絶対参照の「$」をつけて、行(5)はそのまま相対参照にしておきます。
この設定をすることで、どの行で特定の文字を入力しても、対象の行全体の背景色を変えることができるようになります。
「書式」をクリックします。
「塗りつぶし」をクリックします。
反映したい背景色を選択します。
「OK」をクリックします。
もう一度「OK」をクリックします。
特定の文字「失注」が入力してある行全体の背景色がグレーに変わりました。
他の行にあるステータスを「失注」に変えると、他の行全体もグレーに変わりました。
もし、この設定を解除したい場合は、以下のブログの「条件付き書式を解除するやり方」を参考にしてみてください。
【参考】エクセル 自動的にセルに色付けをする条件式書式を覚えよう! - 条件付き書式を解除するやり方
以上、特定の文字を入力したときに、行全体の背景色を変える方法でした。
データの入力規則の設定で、リストから文字を入力できるようにしておくと、さらに効率的な管理ができると思います。
【参考】エクセル リストから選択できるように入力規則を覚えよう!
お付き合い頂き、ありがとうございました!
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他にもエクセルの情報を紹介しているので、もし良ければ覗いてみてください!
【参考】エクセルのブログ一覧