日本でUberを使うとどうなるか知りたい方に、読んでほしい記事です。
前回アメリカに行ったとき、配車サービスのUberが、タクシーよりも早く、安く、安全に車に乗ることができて、とても感動しました。
【参考】アメリカで体験!Uberの使い方・メリット・注意点など
そんな便利なUberですが、日本ではタクシー業界を守る法律によって、使用範囲がかなり限定されています。
【参考】UberやLyftなど世界で急拡大中のライドシェア。なぜ日本では広まらないのか?その原因はこんな法律にあった。
本記事では、実際にUberを日本で使ってみながら、日本のUberの車種・待ち時間・料金などを紹介していきたいと思います。
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日本でのUberの使い方
日本でUberを使うには、アメリカと同じく、Uberのアプリを起動して、目的地を入力するところからはじめます。
今回は、東京の恵比寿駅から広尾駅まで(約2Km)をUberで移動してみます。
Uberで目的地を入力したら、車の車種を選びます。
Uberの車種
日本のUberから手配できる車種は、「ハイヤー」「ブラック VAN」「プレミアムTAXI」「TAXI」の4種類です。
「ハイヤー」は、高級車の迎車になります。
画面に「9分」とあるのは、9分で車が到着するという意味です。
画面に「¥1,407-1,909」とあるのは、料金の目安です。
画面に「1-4」とあるのは、「4名まで乗車可能」という意味です。
「ブラック VAN」は、6名まで乗れるハイヤーです。
料金はハイヤーと同じ、待ち時間はハイヤーよりも3分長く表示されていました。
「プレミアムTAXI」は、高級車のタクシーになります。
料金は「メーター料金」とあり表示されず、待ち時間はハイヤーよりも6分長く表示されていました。
一度、「プレミアムTAXIを依頼する」をタップしてみましたが、まったく車が捕まらなかったので、今回は利用しませんでした。
(本当にサービスを提供しているのか謎です・・。)
「TAXI」は、一般的なタクシーになります。
こちらは「ご利用可能な車がございません」と表示されており、タクシーを呼ぶことができませんでした。
別の場所でUberを見たときも、同じように利用することができなかったので、プレミアムTAXIと同様に、もう呼べなくなっているのかな・・と思いました。
このように、日本で利用できるUberの車種は、実質的に高級のハイヤーだけになっています。
アメリカのように、格安で利用できる相乗りの「POOL」や一般人が運転する「uberX」はありません。
今回は消去法で「ハイヤー」を依頼しました。
乗車する場所を確かめて、「配車の確定」をタップすれば配車の確定です。
Uberの待ち時間
Uberの待ち時間は、配車後も画面上に表示されます。
先ほど「9分」とありましたが、今回は「10分」と表示されました。
車が近くづくにつれて、画面の待ち時間も短くなっていきます。
この待ち時間の間に、空車のタクシーは何台も通り過ぎていきました・・。
そして、最初の画面で表示された9分ちょうどに、ハイヤーが到着しました。
ハイヤーだけあって、運転手の人がわざわざ降りてきて、車のドアを開けてくれました。
このあと、Uberに表示されている経路どおりに、広尾駅まで乗せていってくれました。
日本のUberでも、料金の清算は、Uberに登録してあるクレジットカードから自動的に清算をおこなってくれるので、運転手に直接お金を支払う必要はありません。
Uberの料金
Uberの料金は、車から降りたあとすぐに、登録してあるメールアドレスに領収書が届くので、そこで確認することができます。
今回の料金は、約2kmを移動して、1,163円でした。
(ただ、私は1,500円のプロモーションコードを持っていたので、無料で乗ることができています。)
ちなみに、今回と同じ約1.6kmの距離を通常のタクシーで移動すると、約740円らしいです。
【参考】タクシー料金検索
アメリカでは、Uberの料金がタクシーの2〜3分の1くらいだったので、ハイヤーしか配車できない日本のUberは、料金がとても高くなっています。
日本でUberを使ってみて思ったこと
日本でUberを使ってみて思ったことは、日本はタクシーのほうが早くて安いな・・ということでした。
Uberのプロモーションコードを持っていなければ、日本でUberを使う理由が見つかりません。
海外ではUber(もしくは、類似サービス)によって交通手段がどんどん便利になっているのに、日本は規制によって、Uberの良さが発揮できないのが残念です。
タクシー業界の衰退や危険性など、リスクばかりに目を向けず、便利なサービスが自由に使える社会になってほしいと思う今日この頃です。
そして、終電後のタクシー待ちよ、日本から無くなってしまえ・・!!
・・失礼しました。
本記事は以上です。
お付き合い頂き、ありがとうございました!