簿記2級を独学でとりたい方に読んでほしいブログです。
どうも、みらしん(@miraisyndrome)です。
先日、簿記2級の試験を受けて一発合格しました。
約2年前に簿記3級に合格し、簿記3級の知識レベルからのスタートでした。
【参考】簿記3級をとる意味や合格するための勉強方法を紹介するよ
そこから独学で1日1〜2時間、最後の1ヶ月は1日3〜4時間くらい勉強し、トータルで9ヶ月、500時間くらいかかりました。
合格ギリギリの71点でしたが、実際にやった勉強方法について紹介したいと思います。
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目次
試験概要や傾向を確認する
まず、勉強方法を考えるために、簿記2級の試験概要や傾向を確認しました。
試験概要や傾向は、日本商工会議所のサイト、個人ブログなどで知ることができます。
【参考】商工会議所の検定試験
試験概要は、商業簿記で3題(各20点)、工業簿記で2題(各20点)、試験時間は2時間、100点満点中70点が合格ライン、などを頭に入れておきました。
(2021年5月より試験時間が90分になっております。ご注意ください。)
傾向は、商業簿記が年々難しくなっている、工業簿記は点数がとりやすい、合格率は10〜30%、商業簿記は仕訳だけで1題、などを頭に入れておきました。
工業簿記で40点、商業簿記の仕訳で20点、残り2題で10点がとれるように勉強を始めました。
勉強のスケジュールをたてる
空いた時間に勉強しようと思っていたので、
・商業簿記のテキストで1〜2ヶ月
・商業簿記の問題集で1〜2ヶ月
・工業簿記のテキストで1〜2ヶ月
・工業簿記の問題集で1〜2ヶ月
・過去問で1ヶ月
くらいのスケジュールを立てて、勉強を始めました。
結果的に以下のスケジュールになりましたが。
・商業簿記のテキストを読んで理解する→1.5ヶ月くらい
・商業簿記の問題集を解く→1.5ヶ月くらい
・工業簿記のテキストを読んで理解する→1.5ヶ月くらい
・工業簿記の問題集を解く→1.5ヶ月くらい
・商業簿記の問題集を解く(2週目)→1ヶ月くらい
・工業簿記の問題集を解く(2週目)→1ヶ月くらい
・過去問6回分を解く→3週間くらい
・工業簿記の問題集(3週目)→2週間
・過去問予想問題→1週間
・仕訳アプリ→試験3ヶ月前から隙間時間にやる
簿記2級の試験は、ウェブ試験を除くと2月、6月、11月の年3回のため、試験日の目標を決めて、半年以上前から勉強をスタートするのが良いと思います。
参考書を買う
商業簿記、工業簿記のテキスト・問題集を買いました。
私はすべて「みんなが欲しかった」シリーズを選びました。
理由としては、簿記3級から使っていて、説明がわかりやすかったからです。
「スッキリ」「パブロフ」シリーズも評判が良いので、自分に合っている参考書を選ぶのが良いと思います。
どの参考書でも良いですが、必ず最新版を買ってください!
簿記は定期的に出題範囲や傾向が変わるため、古い参考書で勉強すると、時間が無駄にする可能性があります。
私もケチってメルカリで買った結果、商業簿記のテキストや問題集を買い替える羽目なりました…。
必ず最新版を買ってください!
商業簿記のテキストを読む
簿記2級の勉強は、商業簿記のテキストからスタートしました。
内容を理解しつつ、ざーっと読み進めました。
読んだ次の日にはだいたい忘れていましたが、内容を理解しないまま進まないように意識していました。
税効果会計や連結会計など難しいことでも、一度は理解してから進めることをおすすめします。
商業簿記の問題集を解く
商業簿記のテキストを読み終えたら、商業簿記の問題集を解き、理解を深めていきました。
もちろん全然解けないので、問題にトライする→答えをみる→テキストで復習する、を繰り返しました。
製造業を営む会社の決算処理など、工業簿記を勉強してからでないと解けない問題はパスしました。
ここでも、理解できない問題や内容を放置するのではなく、一度は理解しておくことをおすすめします。
工業簿記のテキストを読む
商業簿記の問題集を一通りやった後、工業簿記のテキストを読み始めました。
商業簿記のテキストと同じく、内容を理解しつつ、ざーっと読み進めました。
このときはまだ、工業簿記は原価に関係するものなんだーくらいの認識でした。
工業簿記や解き方のイメージができるといっきに理解が進みますが、最初は工業簿記ってこんな感じかーくらいで良いと思います。
工業簿記の問題集を解く
工業簿記のテキストを読み終えたら、問題集に進みました。
全然解けなかったですが、総合原価計算のボックス図、標準原価計算の分析図、直接原価計算のCVP分析など、いくつかの型を覚えるようにしました。
まずは解いて、テキストで理解を深めて、問題ごとの型を覚える、この作業が大事だと思います。
商業簿記と工業簿記の問題集を解く(2週目)
工業簿記の問題集が終わった頃には、商業簿記のほとんどを忘れていた気がします。
それでもテキストには戻らず、商業簿記と工業簿記の問題集を再びやりました。
2週目では、まず答えを見る→解き方を思いだす→問題を解くという勉強方法でやっていました。
これによって、一度理解した内容を思い出せる、効率的な解き方を覚えられる、時間が節約できる、といった効果がありました。
また2週目のときから、間違いた部分や解き方のコツなどをノートにメモしていました。
2週目が終わる頃には50点くらいはいけるかなーという気持ちになってきました。
商業簿記の仕訳問題アプリをやりまくる
試験の3〜4ヶ月前くらいから、仕訳問題のアプリを使って、隙間時間に解き続けました。
仕訳問題のアプリは、パブロフのアプリを使いました。
仕訳問題が300問以上入っており、解説もわかりやすく、間違えた問題を繰り返し学習できる機能も兼ね備えた神アプリです。
まずは仕訳の361問を解き、1度間違えた問題を解き、2度間違えた問題を解き…といった感じで、試験直前までずっとやっていました。
仕訳については、このアプリでかなり鍛えられました。
ダウンロードに730円かかりますが、全然元がとれると思います!
過去問・予想問題集を買う
試験の1.5ヶ月前頃に、過去問・予想問題集を買いました。
私が買ったのは、「スッキリ」シリーズの過去+予想問題集でした。
過去問6回分、予想問題3回分に加えて、新傾向の問題7問が収録されていました。
選んだ理由は、過去問と予想問題が一緒になっている、過去問の量がちょうど良い、解説がわかりやすいといった理由でした。
過去問も2週は解いたほうが良いので、試験までのスケジュールが短い場合は、6回分くらいがちょうど良いのかなと思います。
過去問を解く
過去問3回分は時間を計らずに、どれくらいの点数が取れるのかやってみました。
問題を解く順番は、いろんなところで推奨されている工業簿記の4、5題→商業簿記の1、2、3題という順にしました。
1回分は合格点に届き、あとは50点前後だった気がします。
ヤバいな…と思いつつ、1題ずつ解説を読み込み、解き方をメモし、完全に理解できるようにしました。
残りの3回分は、試験と同じく2時間を計ってやりました。
40点〜50点くらいだった気がします。
このときから、省略文字を使うようにしたり、問題毎に時間配分を考えたり、第3問は中間点を狙うようにしたり、時間を意識するようにしました。
また、工業簿記については、問題のカテゴリ、解き方の流れ(図の作成など)、問題のキモとなる部分(標準原価計算は原価標準を抑えるなど)がわかるようになってきたので、そこをしっかりメモするようにしました。
1週目が終わったら、解き方のメモを振り返りながら、2週目に入りました。
2週目は2時間で切り、4回分くらいが合格点にいった気がします。
過去問をやった頃から、商業簿記と工業簿記の理解がいっきに進んだ気がしているので、過去問を解くことは本当に大事だと思います。
工業簿記の問題集を解く(3週目)
過去問を解いてみて、商業簿記は難問が多い一方で、工業簿記は点数を取りやすい傾向にあるので、工工業簿記に賭けるしかないなと思いました。
そこで、工業簿記の問題集を再び解いて、工業簿記を極めることにしました。
時間は1題20分以内を意識してやりました。
不思議と8〜9割くらいが正解で、ここでかなり自信がつきました。
このとき工業簿記を極めたことで、試験でも40点中39点を取ることができたと思っています。
私と同じように、試験前に商業簿記も工業簿記もイマイチ…という方は、工業簿記に振り切って勉強することをおすすめします。
予想問題を解く
工業簿記を極めた頃には、試験1週間前になっていたので、予想問題3回分を時間を計ってやりました。
2回分は合格点に達していたと思います。
第3問の財務諸表の作成は、時間切れになる傾向があったので、簡単なところだけ優先的に解くようにし、中間点が取れるようにしました。
特に連結会計が絡んでくると、第3問は10点いかないこともありましたが、工業簿記や仕訳でカバーして乗り切りました。
優しい問題は時間をかけても落とさないこと、難しい問題は中間点を取ることが大切だと思いました。
試験前に勉強メモを確認する
試験当日は試験開始直前まで、過去の勉強メモをずっと見ていました。
勉強メモを見ながら、怪しいところはテキストや問題集の解説で復習しました。
試験直前に確認した内容が、試験に出てきて、無事に正解できたので、最後まで勉強することが大事だと思いました。
振り返って重要だと思ったこと
最後に、簿記2級の勉強を振り返って重要だと思ったことをまとめておきます。
・新しい本を買う
・理解してから先に進む
・仕訳、工業簿記をやりまくる
・工業簿記は満点、他は中間点を狙う
・間違えた場所や解き方のメモを残す
・問題集と過去問をやりまくる
・時間配分を意識して勉強する
・わからないことは知恵袋で相談する
・工業簿記は問題のカテゴリ、解き方の型を理解する
・省略文字を使う
簿記2級を独学で勉強し、一発合格した勉強方法は以上になります。
わからないことも、やり続ければわかってくるので、諦めずに勉強頑張ってください!