全ビジネスパーソンに読んでほしいブログです。
どうも、みらしん(@miraisyndrome)です。
先日、ビジネス書で人気のある「コンサル1年目が学ぶこと」を読みました。
この本は、コンサル出身の著者が、コンサル1年目で叩き込まれる技術やマインドを30項目でまとめた本になります。
偶然この本を知り、なんとなく読み始めたのですが、実務で役立つ情報がギュッと詰め込まれており、すごく感動しました。
そこで今回は、「コンサル1年目が学ぶこと」から学んだビジネスに役立つ技術について、簡単に紹介していきます。
(引用多めですがお許しください。)
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話す技術
結論から話す
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
結論から話すように徹底する。
理由は、短い時間で相手に伝わるから。
結論、理由、具体例、結論の順に話す。
Talk Straight 端的に話す
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
相手の質問には、簡潔にストレートに答える。
理由は、状況がクリアになり、物事を前に進められるから。
言い訳をしない。
端的に答えたあとで追加の説明をする。
数字というファクトで語る
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
動かしようのない事実である数字で語る。
理由は、事実は否定できず、人を納得させられるから。
事実を集めて数字にする。独自に集めた数字が良い。
相手に理解してもらえるように話す
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
相手が何も知らない前提で、相手が理解できるように話す。
理由は、自分の常識は相手の常識ではないから。
ゼロから話す。相手が使う言葉に合わせる。
相手の期待値を把握する
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
相手の期待値を知り、常に期待値を超え続ける。
理由は、求められる以外のことでは評価されないから。
ときには相手の期待値を下げる。
上司の期待値を把握するためには、以下の確認が大事。
1.その仕事の背景や目的
2.具体的な仕事の成果イメージ
3.クオリティ
4.優先順位・緊急度
考える技術
「考え方を考える」という考え方
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
答えまでのアプローチ方法を考えて合意をとる。
理由は、効率よく、後戻りのないスケジュールを作成できるから。
答えまでの手順を提示する。合意をとる。手順どおりに作業する。
雲雨傘提案の基本
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
事実、解釈、アクションに分けて提案する。
理由は、筋が通る話になり、説得力があるから。
事実、解釈、アクションを混同しない。ちゃんと分ける。
仮説思考
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
仮説ありきで動く。
理由は、ポイントを絞り込むことで、効率よくリサーチができるから。意思決定のスピードが速くなるから。
仮説と検証のサイクルを高速で回す。
あらかじめ結論を用意しておく。
仮説が間違っていたら素直に修正する。新しい仮説を立てる。
常に自分の意見をもって情報にあたる
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
情報に触れる前に、自分の意見をもつ。
理由は、自分と相手の意見を比較することが学びにつながるから。
情報に触れる前に考える時間をつくる。
本質を追求する思考
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
情報ではなく、その先にある本質を提示する。
理由は、相手が求めているのは情報量ではなく本質だから。
バラバラの情報が線になるまで考え抜き、1つか2つの本質を磨き込んで提示する。
デスクワークの技術
文書作成の基本、議事録書きをマスターする
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
議事録は発言録ではなく、決定事項や確認事項を簡潔にまとめる。
理由は、議事録とは決まったことを残すものだから。
具体例には、以下の項目などでまとめる。
・日時
・参加者
・本日のアジェンダ
・決まったこと
・決まらなかったこと
・確認が必要なこと
・TODO
エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
資料作成のスピードを上げる。
理由は、資料作成が早くなれば、考えることに時間を使えるから。
エクセルやパワーポイントのショートカットキーや便利技を徹底的に覚える。
最終成果物から逆算して、作業プランをつくる
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
成果物から作業プランをつくる。
理由は成果物がイメージできる。必要な作業の洗い出しができる。他の人と作業分担ができるから。
どんなことでも成果物から逆算して作業を設計する。
コンサル流読書術を身につける
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
読む目的を明確にする。必要な場所に絞って読む。多くの資料を読む。
理由は、少ない時間で多くの知識を得られるから。
仕事の速さを 2倍速 3倍速にする重点思考
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
大事なこと以外は切り捨てる。
理由は、大事なことに時間を割くため。
何が大事なのか判断軸を持つ。切り捨てる勇気を持つ。
プロジェクト管理ツール、課題管理表
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
プロジェクトでは課題管理表を使う。
理由は、プロジェクトの進捗や課題を関係者と可視化できるから。
以下の項目などで課題管理シートをつくり、進捗ミーティングで確認していく。
・番号、日付
・課題の内容
・解決の方向性
・ステータス
・担当
・期限
プロフェッショナルマインド
ヴァリューを出す
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
やりたいことをやるのではなく、相手に貢献する。
理由は、仕事の価値を決めるのは自分でなく相手だから。
相手に貢献することをゴールにする。
スピードと質を両立する
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
スピードを求めれば質も上がる。
理由は、早めに動けば軌道修正も早くできるから。
完璧でなくても早く仕上げる。
結果が出ないなら早く知らせる。
コミットメント力を学ぶ
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
約束したら必ずやり遂げる。
理由は、信頼を得て、次のチャンスにつながるから。
いかなる手段を使ってでも必ずやり遂げる。
師匠を見つける
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
師匠を見つけて真似る。
理由は、プロフェッショナルに必要な暗黙知は、師匠の側で真似ることでしか身につかないから。
人格や能力で優れている人と仕事をする。
まずは徹底的に真似る。
フォロワーシップを発揮する プロフェッショナルのチームワーク
出典:『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著
どんな役割でも、価値を生み出し、チームに貢献する。
理由は、チームワークとは全員がそれぞれの役割で価値を発揮することだから。
自分の能力でチームに貢献できることを考える。
以上、「コンサル1年目が学ぶこと」から学んだビジネスに役立つ技術の紹介でした。
もちろん本の中では他の技術含めて、詳しく書いてあります。
ビジネススキルを高めたい方は、ぜひ読んでみてください!
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