前編に続き、WordPressの記事作成に興味がある方に読んでほしい記事です。
前回、「WordPress 記事投稿までにやったこと 〜前編〜」という記事で、記事のネタ探しから文章の作成、WordPressにコピペするところまで紹介しました。
本記事では後編として、その続きから実際に投稿するまでの流れを紹介していきます。
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文章のカスタマイズいろいろ
前編の終わりでコピペした文章を、読者に読みやすく、伝わりやすい状態に変えていきます。
引き続き、WordPressの「投稿」画面にある「テキスト」部分に追加していきます。
見出しをつける
「見出し」とは、下の画像の赤枠にあるような文章途中のタイトルを指しています。
見出しがあることによって、長い文章を短く区切って、読みやすくすることができます。
見出しの付け方は、見出しを付けたい文章を、
▪︎ 通常の「見出し」は <h2></h2>
▪︎「中見出し」は <h3></h3>
▪︎「小見出し」は <h4></h4>
で囲こむことで、作ることができます。
ちなみに、< >で囲んでいる文字列は、htmlやCSSといった言語のコードになります。
もっと知りたい方は、「htmlタグ」「CSSプロパティ」などと検索して、調べてみてください。
見出しをカスタマイズする
各テーマのデフォルトの見出しを使ってもよいと思いますが、少し手を加えたい場合は、ネットで検索するとカスタマイズ方法がたくさん出てきます。
私の場合、下記のサイトを参考に、<h2>タグをカスタマイズしています。
【参考】見出しのデザインをCSS(スタイルシート)で変更する方法
リンクの設定をする
文字にリンクを付けたい場合は、リンクを付けたい文字をドラックして、上部ツールバーにある「link」のボタンをクリック、希望のURLを入力すれば完了です。
太文字にする
文字を太文字にしたい場合は、太文字にしたい文字をドラッグして、上部のツールバーにある「b」のボタンをクリックすれば完了です。
改行をする
1行分の改行をする場合、そのまま改行をおこなうことで、改行が反映されます。
ただし、2行以上の改行を空ける場合は、そままの改行ではうまく反映されないことが多いので、
2行の場合:<p style="margin-bottom: 2em;">改行したい文字</p>
3行の場合:<p style="margin-bottom: 3em;”>改行したい文字</p>
という風に、コードを書き込むことで、改行がおこなえます。
その他いろいろ
ここまで、よく使う文章のカスタマイズを紹介してきましたが、これ以外にも「文字の色を変える」「文字に斜線をつける」など色々なカスタマイズ方法があります。
それらについては、検索サイトで「WordPress 文字 ◯◯」などと検索すれば、やり方がたくさん出てきますので、必要に応じて検討してみてください。
下記のサイトにも簡単な変更方法が書いてあります。
画像の挿入
文字だらけの文章にならないように、画像を挿入していきます。
画像を用意する
挿入する画像について、何かを説明するときは、自分で撮ったり、作ったりした画像がよいですが、記事の雰囲気を伝えるときの画像であれば、フリー素材の活用をおすすめします。
フリー素材とは、特定の企業が無償で配布している画像であり、誰でも自由に使うことができます。
フリー素材以外で、ネット上にある画像を無断で使用する方もいますが、法的にアウトなのでやめた方が良いです。
画像を加工する
画像が用意できたら、記事に挿入する前に、画像加工ソフトを使用して、指定サイズに変更をおこないます。
画像加工ソフトは、月1,000円弱の費用がかかりますが、「Adobe Photoshop CC」を使用することをおすすめします。
いわゆる「フォトショ」というソフトですが、サイズ変更以外にも、画像の色を変えたり、合成したり、何でもできる万能ソフトです。
基本的な使い方については、下記のサイトなどを参考に覚えていただければと思いますが、
【参考】Photoshop初心者が知っておきたい使い方・基本設定まとめ
私がいつもやっている手順を簡単に紹介しておきます。
「切り抜きツール」をクリックし、希望の画像サイズを指定する。
私の場合、記事内の画像については、基本的に「幅600px」「高さ250〜350px」にしています。
※Photoshopの初期設定では「ピクセル」になっていないので、先ほどのサイト内「単位の設定」の文章を参考に変更してみてください。
【参考】Photoshop初心者が知っておきたい使い方・基本設定まとめ>単位の設定
希望の画像範囲を指定、「切り抜きツール」を再度クリックし、切り抜きをおこなう。
ファイル形式は、ファイルサイズを小さくできる「JPG」にします。
※このとき、ファイル名に日本語は絶対に使わないでください。
サーバーにうまく保存されず、画像が表示されないことがあります。
もし、どうしても有料ソフトを使いたくないのであれば、「PIXLR」などの無償ソフトもあるようなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
(使い方はわかりませんが・・・)
画像を挿入する
画像を記事内に挿入する方法は、WordPressの管理画面に戻って、下記の手順でやれば完了です。
▪︎URL:画像のリンク先があれば記入。なければデフォルトで。
▪︎タイトル:Googleのクロール用に画像のタイトルを記入。
▪︎キャプション:特に記載の必要なし。
▪︎代替テキスト:画像が表示されなかったときの希望テキストを記入。
▪︎説明:Googleのクロール用に画像の説明を記入。
これで画像の挿入が完了です。
投稿する前の設定いろいろ
画像の挿入までできれば、記事自体は完成しているので、あとは投稿前にいくつかの設定をおこなうだけです。
パーマリンクを設定する
パーマリンクとは、記事のURLのことです。
デフォルトでは、日付やよくわからない文字列のURLになっているので、希望するURLで指定できるよう設定を変更します。
設定方法については、別サイトにはなりますが、こちらでわかりやすく解説されているので、こちらを見ながら設定してみてください。
【参考】WordPressのSEO面で最適なパーマリンクの設定方法
カテゴリーを設定する
記事のカテゴリーを追加します。
同じカテゴリーの記事を一覧で表示させる他、SEO対策でも有効に働くので、設定しておきましょう。
設定方法については、こちらも別サイトにはなりますが、わかりやすく解説されているので、こちらを見ながら設定してみてください。
アイキャッチ画像を設定する
アイキャッチ画像とは、サイトのトップページなどで、ブログのタイトルと一緒に表示される画像のことです。
アイキャッチ画像の設定方法は、投稿画面の右下にある「アイキャッチ画像を設定」をクリックし、前述した画像の挿入方法で、設定すれば完了です。
このとき、アイキャッチ画像のサイズは、「幅150px」「高さ150px」で用意してください。
「All in One SEO Pack」 の項目に必要事項を埋める
いよいよ投稿前の最後の作業になりますが、SEOで上位にあがるための設定、FacebookなどSNSで記事がシェアされたときの設定をおこないます。
まず、「All in One SEO Pack」というプラグインの設定を完了させてください。
設定できていない方は、下記サイトを参考に、設定をおこなってください。
【参考】All in One SEO Pack の設定方法と使い方
設定が完了していると、投稿画面の下部に、設定画面が表示されます。
「Main Settings」は、検索結果に表示されるタイトルや説明文など、「Social Settings」は、Facebookなどでシェアされたときに出る投稿内容の設置になります。
どちらも、先ほどの参考サイト内「2−1.SEO設定の使い方」以下で、設定方法が解説されていますので、こちらを参考に設定してみてください。
【参考】All in One SEO Pack の設定方法と使い方
「All in One SEO Pack 」まで完了すれば、あとは公開状態を「公開」にして、公開日時を現在時刻に編集して、「更新」を押せば、記事がアップされます。
投稿後にやること
本記事のタイトルが「投稿までにやったこと」ではありますが、投稿後の記事を1人でも多くの人に見られてもらうために、投稿後にやることを最後に紹介しておきます。
「Google XML Sitemaps」を設定する
「Google XML Sitemaps」というプラグインを使うことによって、記事を投稿した後、自動的に検索エンジンに通知をおこない、検索結果上での表示を早めることができます。
また、検索エンジンがクロールする範囲をコントロールし、不適切な部分を排除することで、効果的なSEO対策に繋げることができます。
設定方法は、毎度お世話になっているバズ部さんの記事を参考に、設定してみてください。
「Fetch as Google」を実施する
投稿した記事を、より早くGoogleに拾ってもらいたいときは、Googleウェブマスターツールの「Fetch as Google」という機能を使ってみてください。
使用方法は、下記の記事を参考に試してみてください。
【参考】Fetch as Googleでインデックス登録させたいURLを送信する方法
自身のSNSで記事内容を投稿する
もし、自身のTwitter、Facebook、はてなブックマークなどのアカウントを持っているのであれば、ぜひ記事内のシェアボタンから投稿してみてください。
記事を投稿してから最初のうちは、検索結果からの流入はあまり期待できないので、SNSからの流入で少しずつでも読者を増やすことをおすすめします。
後編の記事は、こちらで終了になります。
前編・後編と合わせて、この一連の流れさえ覚えてしまえば、あとは記事を量産していくだけです。
自身の得意なこと、経験したこと、考えていること・・・どんな些細なことでも、世の中に求めている人はいますので、どんどん記事を書いていければ良いと思います。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
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