棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフを使い分けたい方に、読んでほしいブログです。
エクセルでグラフを作るとき、どのグラフで作るべきか悩むことありますよね?
今回のブログを読めば、あくまで目安ですが、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの使い分けができるようになります。
それでは、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの特徴を説明しながら、使い分け方を紹介していきます。
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棒グラフ
棒グラフを使うとき
棒グラフを使うときは、積み上げた実数値での比較を出したいときです。
積み上げた実数値とは、売上高のように0から数値が積み上がっていくイメージのものです。
また、構成比の推移を可視化したいときも棒グラフが適しています。
例えば、2016年に30%だったシェアが、2018年には60%のシェアになったと伝えたいときは棒グラフを使います。
棒グラフの例
・市場規模推移のグラフ
・事業部別の売上高を比較するグラフ
・市場シェア推移のグラフ
棒グラフはいろんな用途で使うことができるので、迷ったら棒グラフと覚えておくと良いと思います。
折れ線グラフ
折れ線グラフを使うとき
折れ線グラフを使うときは、項目の推移を比較したいときです。
棒グラフと似ていますが、複数項目の推移を可視化したいとき、また、積み上げの概念がない数値の推移を可視化したいときには、折れ線グラフが適しています。
積み上げの概念がない数値とは、例えば利益率などの割合が該当します。
折れ線グラフの例
・4社間の売上高推移を比較するグラフ
・営業利益率の推移グラフ
円グラフ
円グラフを使とき
円グラフを使うときは、1つのデータに焦点を当てて、構成比を可視化したいときです。
構成比は棒グラフでも作ることができますが、焦点を当てるデータが決まっている場合、円グラフのほうがインパクトが強くなります。
例えば、1つのデータのシェアが50%で、そこに焦点を当てたい場合、円グラフの作成を検討してみてください。
逆に、複数のシェアが20%ずつではっきりしていない、また、構成比の推移が見たい場合などは、1つのデータに焦点を絞ることが難しいので、棒グラフが適しています。
円グラフの例
・独占的な市場シェアに焦点を当てたい場合のグラフ
・アンケートの少数意見に焦点を当てたい場合のグラフ
円グラフは使用条件が限られているので、むやみに使わないことをオススメします。
グラフの使い分けまとめ
最後に棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの使い分けまとめです。
あくまで目安なので、違和感がなく、伝えたい目的に沿ったグラフを使うことが大事です。
以上、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの使い分け方についてでした。
今回のブログを参考に、グラフを見たり、作ったりしながら覚えてもらえれば幸いです。
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コンサルが考えるグラフの使い分け方が、詳しく書いてあります。
私もこの本を読んで、グラフだけでなく資料づくりのレベルが一段上がりました!