エクセルでプロっぽい棒グラフを作りたい方に、読んでほしいブログです。
棒グラフって、普通に作るとこんな感じではないでしょうか?
このままでも間違っていませんが、今回のブログを読めば、コンサルが作るようなプロっぽい棒グラフが作れるようになります。
プロっぽい棒グラフが作れるようになれば、資料もさらに伝わりやすくなります。
それでは、プロっぽい棒グラフの作り方を紹介していきます。
※私のエクセルは、MacのOffice365になるため、WindowsやExcel20XXの仕様やデザインと少し異なる場合がございます。
スポンサーリンク
プロっぽい棒グラフの作り方
とりあえず棒グラフを作る
まずは、とりあえず棒グラフを作りましょう。
グラフの元となるテーブルを選択します。
エクセルのメニューにある「挿入」をクリックし、棒グラフのアイコンをクリックします。
棒グラフの種類が選べますが、今回は「積み上げ縦棒」を選択します。
グラフが表示されました。
グラフのタイトルをつけておきましょう。
ここまでは、よくある棒グラフになります。
横軸、凡例を消す
グラフを見やすくするために、横軸と凡例を消していきます。
横軸を選択します。
削除キーを押して削除します。
凡例を選択します。
削除キーを押して削除します。
グラフの横軸と凡例が消えてスッキリしました。
データラベルを追加する
次に、グラフの数値がわかるようにデータラベルを追加していきます。
グラフを選択します。
エクセルのメニューにある「グラフのデザイン」をクリックし、「グラフ要素を追加」をクリックします。
「データ ラベル」を選択し、「中央」をクリックします。
グラフにデータラベルがつきました。
棒グラフに合計値を追加する
グラフに個別の数値が追加されましたが、次に合計値を追加していきます。
まず、棒グラフの合計値をテーブルに追加します。
グラフを選択します。
テーブルにグラフの範囲が表示されるので、棒グラフの合計値まで範囲を伸ばします。
すると、グラフに合計値の棒グラフが追加されます。
合計値の棒グラフのデータラベルを選択します。
データラベルを右クリックし、「データラベルの書式設定」をクリックします。
ラベルの位置を「内側軸寄り」に変更します。
合計値の棒グラフを選択します。
合計値の棒グラフの色を「塗りつぶしなし」にします。
棒グラフに合計値が追加されました。
軸の最大値を変更する
このままだとグラフに空白のスペースが目立つので、軸の最大値を変更していきます。
軸を選択します。
軸を右クリックし、「軸の書式設定」をクリックします。
境界値の最大値を棒グラフにあわせて変更します。
(今回は「3000」に変更します。)
このとき、最小値は「0」のままにしておいてください。
棒グラフが良い感じの高さに変更しました。
軸の目盛を外向きで追加する
軸に数字が浮いていて違和感があるので、軸の目盛を追加していきます。
軸を選択します。
軸を右クリックし、「軸の書式設定」をクリックします。
目盛の種類を「外向き」に変更します。
軸の目盛を外向きで追加できました。
軸の色を変えたい場合は、「軸の書式設定」でペイントのアイコンを選択し、線の色を変えてください。
単位、凡例をテキストで挿入する
グラフの単位、棒グラフの凡例がわからないので、テキストで挿入します。
エクセルのメニューにある「挿入」をクリックし、「テキストボックス」をクリックします。
「横書きテキスト ボックスの描画」をクリックして、テキストボックスを挿入します。
軸の近くに単位、棒グラフの右側に凡例のテキストを挿入します。
棒グラフの色、データラベルの色を調整する
最後に棒グラフの色、データラベルの色を調整して仕上げていきます。
グラフを選択します。
エクセルのメニューにある「グラフのデザイン」をクリックし、「色の変更」をクリックします。
統一感のある色のグラデーション(今回はグレー)を選択します。
このとき、合計値の棒グラフの色が復活してしまうので、また「塗りつぶしなし」の処理をしておいてください。
いい感じになりました。
最後に見にくいデータラベルの色を変更しています。
見えにくいデータラベルを選択します。
見やすい色に変更していきます。
データラベルが見やすくなったら、プロっぽい棒グラフの完成です。
以上、プロっぽい棒グラフの作り方でした。
結構いろんな作業をおこないましたが、慣れるとすぐにできてしまいます。
伝える内容によって、適宜カスタマイズしてください。
参考までに、プロっぽい視点でグラフを作りたい方は、「外資系コンサルのスライド作成術」という本がオススメです!
これを読むことで、資料づくりのプロであるコンサル視点で、グラフの作り方を覚えることができます。
お付き合い頂き、ありがとうございました!
何かあれば、ツイッターやメールまで。
#こちらのブログもオススメです。
プロから学ぶ!エクセルで見やすい表を作成する方法
初心者でも簡単!エクセルの作業を自動化するマクロの作り方