Evernoteを複数デバイスで使っている方に、読んでほしい記事です。
私はブログを書くときに、スマホのEvernoteで文章を書く→PCのEvernoteに文章を同期させる→WordPress(ブログツール)に文章を写す、といった感じでEvernoteを活用しています。
そんななか先日、スマホからPCへの同期に失敗し、スマホのEvernoteで書いていた文章も消えてしまう・・という悲劇が起こりました。。
本記事では、そのときの反省点も含めて、Evernoteを複数デバイスで同期するときの注意点について書いていきます。
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複数デバイスで同期するときの注意点
まず、Evernoteの仕様を理解
Evernoteを複数デバイスで同期するときは、新しく情報を追加したデバイスの内容が優先されることになります。
新しく情報を追加したデバイス > 情報を追加してないデバイス
私のように、スマホのEvernoteで書いた内容が同期されていない状態で、PCのEvernoteに少しでも情報を追加して同期されてしまった場合、PCの内容がスマホの内容に上書きされてしまうので、注意が必要です。
以下、Evernoteを複数デバイスで同期するときの失敗事例になります。
Evernoteの同期が失敗する事例
スマホのEvernoteアプリで文章を書いています。
文章を同期するには、以下のように複数の方法があります。
・一度Evernoteを閉じて、再び開く
・テキストの上の階層(例:ALL Notes)に戻る
・Evernoteのホーム画像に戻り、上部のメニューバーにある更新のマークが止まるまで待つ(もしくは、マークをタップして能動的に更新する)
が、今回はこの作業をやらずに、PCのEvernoteを開いたとします。
まだ、スマホのEvernoteの情報は同期されていません。
この状態で、スマホのEvernoteの情報が同期されていると思い込み、PCのEvernoteに文字を追加して、ページをリロードしてしまいました。
このあと、スマホのEvernoteに更新が入った瞬間、PCの内容がスマホのEvernoteに同期されてしまいます。
このようにして、複数デバイスの同期作業が失敗し、データが消えてしまう事象が起こってしまいます。
Evernoteの同期を失敗しないために
スマホのEvernoteの内容を、PCのEvernoteに同期する場合、PCのEvernoteで作業をする前に、必ず同期が完了していることを確認しましょう。
スマホのEvernoteの同期作業は、前述したいくつかの方法でおこなうことができます。
・一度Evernoteを閉じて、再び開く
・テキストの上の階層(例:ALL Notes)に戻る
・Evernoteのホーム画像に戻り、上部のメニューバーにある更新のマークが止まるまで待つ(もしくは、マークをタップして能動的に更新する)
上記の作業で、同期が完了していない場合、データ通信に問題がある可能性があります。
また、心配であれば、同期作業をする前に、メモ帳など別のところにバックアップをとっておくと安心です。
もし同期が失敗してしまったら
同期前の情報がデバイスに残っているか確認しましょう
例えば、PCのEvernoteで間違った同期作業をしてしまった場合、スマホのEvernoteに同期前の情報が残っていないか確認してください。
スマホのEvernoteに、同期前の情報が残っていれば、そこに新しい情報を追加して、同期してしまえば、PCのEvernoteに同期前の情報(情報を追加)で上書きすることができます。
スマホ
PC
Evernoteの更新履歴に残っているか確認しましょう
Evernoteのプレミアム会員になる必要がありますが、プレミアム会員であればEvernoteの更新履歴を遡ることができ、更新履歴からデータを復活させることができます。
履歴を見る方法は、公式サイトに詳しく書いてあります。
【参考】ノート履歴を表示して使用する方法
ただし、あまりEvernoteの更新をしていなかった場合、更新履歴にもデータが保存されていないため、必ずしもデータが復活できるとは限りません。
(私もダメでした。。)
失ったデータは戻ってこないため、Evernoteを複数デバイスで同期させるときは、Evernoteの上書き仕様に注意して、使ったほうが良さそうです。
本記事は、以上になります。
お付き合い頂き、ありがとうございました!