エクセルの作業を高速化したい方に、読んでほしいブログです。
エクセルで作業をする場合、普通はカーソルを動かして、クリックをして…と作業をしていきます。
例えば、フィルターを設定する場合、普通は以下のような作業が必要です。
1.エクセルの「ホーム」をクリック
2.「並べ替えとフィルター」をクリック
3.「フィルター」をクリック
フィルターの設定が完了
フィルターの設定まで、3ステップもかかりました。
それが、もしショートカットキーを知っていれば、一瞬でフィルターを設定することができます。
フィルターの設定が完了
今回のブログでは、このエクセルの作業を高速化するショートカットキーについて、覚えておきたい28個を紹介していきます。
※Window用のショートカットキーになります。Macには触れていません。
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マストで覚えておきたいショートカットキー15個
まずは、エクセルの作業を高速化するために、マストで覚えておきたいショートカットキーになります。
コピー
ショートカットキー:「Ctrl」+「C」
セルのデータ・書式のコピーができます。
コピー(Copy)の「C」と覚えましょう。
切り取り
ショートカットキー:「Ctrl」+「X」
セルのデータ・書式を切り取ります。
コピーと違う点は、貼り付けたときに元のセルにデータ・書式が残るか、残らないかです。
キーボードで、コピーの「C」の左にある「X」と覚えましょう。
貼り付け
ショートカットキー:「Ctrl」+「V」
コピー・切り取りしたセルのデータ・書式の貼り付けができます。
「コピー」「切り取り」とセットで覚えておきましょう。
キーボードで、コピーの「C」の右にある「V」と覚えましょう。
元に戻す
ショートカットキー:「Ctrl」+「Z」
1つ前の作業を取り消すことができます。
キーボードで、ここまで登場した「V」「C」「X」の左にある「Z」と覚えましょう。
上書き保存
ショートカットキー:「Ctrl」+「S」
ファイルを上書きで保存できます。
保存(Save)の「S」と覚えましょう。
名前をつけて保存
ショートカットキー:「F12」
ファイルに名前をつけて保存できます。
検索
ショートカットキー:「Ctrl」+「F」
指定のデータが入力されたセルを見つけることができます。
発見(Find)の「F」と覚えましょう。
置換
ショートカットキー:「Ctrl」+「H」
指定のデータを別のデータに変えることができます。
チカンは「H」!と覚えておきましょう笑
印刷
ショートカットキー:「Ctrl」+「P」
印刷の設定画面を立ち上げることができます。
印刷(Print)の「P」と覚えておきましょう。
作業の繰り返し
ショートカットキー:「F4」
前の作業と同じ作業をおこなうことができます。
絶対参照
ショートカットキー:「F4」
計算式で絶対参照の「$」を設定することができます。
絶対参照の説明は、以下のブログを参考にしてください。
【参考】エクセルの基本!相対参照と絶対参照をわかりやすく解説するよ
「作業の繰り返し」の「F4」との違いですが、「絶対参照」は計算式を選択しているときにのみ発動します。
フィルター
ショートカットキー:「Ctrl」+「Shift」+「L」
列の並べ替えや絞り込みなどができるフィルターを設置できます。
このあたりから語呂で覚えるのも厳しくなっていきます。
使っていくうちに覚えていきましょう。
隣のセルをまとめて選択
ショートカットキー:「Shift」+「矢印」
今のセルと隣のセルをまとめて選択することができます。
データが入力されたセルをまとめて選択
ショートカットキー:「Ctrl」+「Shift」+「矢印」
データが入力されたセルをまとめて選択できます。
データが入力されていない場合、データが入力されたセルまで空白をすべて選択します。
選択しすぎてしまった場合は、先程の「Shift」+「矢印」で選択範囲を縮めることができます。
データが入力されたセルの端まで移動
ショートカットキー:「Ctrl」+「矢印」
データが入力されたセルの端まで移動します。
データが入力されていない場合、データが入力された最初のセルまで移動します。
できれば覚えておきたいショートカットキー7個
次は、余裕があれば覚えておきたいショートカットキーになります。
シート全体を選択
ショートカットキー:「Ctrl」+「A」
シート全体を選択している状態にできます。
すべて(All)の「A」と覚えておきましょう。
書式設定
ショートカットキー:「Ctrl」+「1」
データの形式などを変えるための書式設定の画面を表示することができます。
背景色の変更
ショートカットキー:「Alt」+「H」+「H」
セルの背景色の設定画面を表示することができます。
最初の「Alt」を押すと、メニューにアルファベットが表示されるので、次に押すキーボードがわかりやすいと思います。
文字の色の変更
ショートカットキー:「Alt」+「H」+「F」+「1」
文字色の設定画面を表示することができます。
太字
ショートカットキー:「Ctrl」+「B」
文字や数字を太字にすることができます。
太字(Bold)の「B」と覚えておきましょう。
行・列の挿入
ショートカットキー:「Ctrl」+「Shift」+「+」
行・列を挿入する画面を表示することができます。
画面が表示されたあとに、「↓」で「行全体」「列全体」を選択し、「Enter」キーを押して決定してください。
行・列の削除
ショーカットキー:「Ctrl」+「-」
行・列を削除する画面を表示することができます。
こちらも、画面が表示されたあとに、「↓」で「行全体」「列全体」を選択し、「Enter」キーを押して決定してください。
「行・列を挿入」が「Shift」「+」、「行・列の削除」が「-」と覚えておきましょう。
余裕があれば覚えておきたいショートカットキー6個
グループ化
ショートカットキー:「Shift」+「Alt」+「→」
行・列をまとめて、表示・非表示ができるようになります。
グループ化の削除
ショートカットキー:「Shift」+「Alt」+「←」
グループ化を削除できます。
「グループ化」が「→」、「グループ化の削除」が「←」と覚えておきましょう。
参照元のトレース
ショートカットキー:「Alt」+「M」+「P」
数式の参照元を視覚的に表示することができます。
参照先のトレース
ショートカットキー:「Alt」+「M」+「D」
セルが数式で参照されている場合、参照先を視覚的に表示することができます。
トレースの削除
ショートカットキー:「Alt」+「M」+「A」+「A」
表示されている参照元・参照先のトレースを削除することができます。
「参照元のトレース」が「P」、「参照先のトレース」が「D」、「トレースの削除」が「A」「A」と覚えておきましょう。
ファイルの切り替え
ショートカットキー:「Alt」+「Tab」
エクセルのファイルに限らず、ファイルの切り替えができます。
以上、エクセルの作業を高速化するショートカットキーの紹介でした。
ショートカットキーが使えるようになると、作業時間もストレスも格段に少なくなります。
無理矢理でもショートカットキーを使い続けて、ショートカットキーを覚えていきましょう。
お付き合い頂き、ありがとうございました!
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【参考】エクセルのブログ一覧