個人ブログの収入が気になる方に、読んでほしい記事です。
まず、最初に一言・・・
私は収入だけが目的で、このブログを運営しておりませんが、現在このブログによって多少の収入を得ています。
収入の話をすると、「結局それが目的ですか?」と誤解する方もいるかと思い、けっこう書くのを悩んでいたのですが、知りたい人もいるかと思うので、今回書いてみます。
このブログがきっかけで、「個人ブログをやってみたい!」と思う人が少しでも増えれば幸いです。
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私のブログ状況シェア
ブログ収入の仕組みを話す前に、まずは現在のブログ状況のシェアから。
・ブログ運営期間:6ヶ月
・記事数:20記事
・月間PV:約6,000
・月間収入:缶ジュースが5~10本買えるくらい
缶ジュースでもだいたいの金額感がわかると思いますが、少なからず収入が発生しています。
PVの約10〜20%くらいです。
他のブロガーさんと比較すると、数ヶ月で1万PVなどゴロゴロいますので、個人的には遅いペースなのかなと思っています。
ただ他のブログと比較してまだ記事数は少ないので、1記事あたりのPVで比較したら、いい線なのかもしれません。
ブログ収入の仕組み
それでは、本題のブログ収入の仕組みについて。
ネットワーク広告の掲載
ネットワーク広告とは、ページの内容やユーザーの履歴にもとづいて配信される広告です。
おそらく、現在インターネット上で最も目にする広告でしょう。
ブログの所有者は、自身のブログにネットワーク広告が配信される枠をつくることで、広告が表示されたり、クリックされたときに収入を得ることができます。
そして、ネットワーク広告で最も利用者が多く、収益性が高いのが、Googleが提供する「Google AdSense」です。
私も使用しており、ブログ収入の95%はAdSenseで占めています。
他にも、スマートフォンに特化した広告「nend」も人気です。
収益性は「Google AdSense」に劣るものの、掲載の自由度が高いので、「Google AdSense」と併用して使う人も多いようです。
収入のイメージですが、広告がクリックされたときに発生することが多く、1クリックにつき約20~30円が入ります。
(多いと200円!少ないと5円・・のときもあります。)
アフィリエイトの掲載
アフィリエイトとは、成果報酬型広告とも言われるとおり、モノやサービスをブログで紹介して、ブログ経由で売れたときに(もしくは、何らかの成果が発生したときに)、収入を得ることができる仕組みです。
ブログの所有者は、アフィリエイトを設置する枠をつくったり、文章の一部をテキストリンクにしながら、ユーザーをお目当てのサイトに送客し、そこで成約するのを待ちます。
私が使用しているアフィリエイトは、利用者も多く、簡単にはじめられる「Amazonアソシエイト」「A8.net」「もしもアフィリエイト」です。
Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは、Amazonで売っている商品がブログ経由で売れたときに、売上の0.5〜10%程度が収入になります。
仮に、1万円の商品がブログ経由で売れた場合、紹介料3%の商品であれば、1個につき300円の収入を得ることができます。
【参考】紹介料(成果報酬)について
さて、問題です。
Aさんは、ブログで1,000円の本を紹介していましたが、Aさんのブログ経由でAmazonに行ったユーザーが、1万円の椅子を買いました。
この1万円の椅子は、アフィリエイトの対象になるでしょうか。
正解は、なります。
1万円の椅子をブログで紹介していなくても、ブログ経由でAmazonに行き、結果的に買ったのであれば、300円の収入が発生します。(紹介料が3%の場合)
ただし、Amazonアソシエイトの場合、ブログ経由でAmazonに行ったユーザーが、24時間以内に商品を購入していなければ無効になってしまいます。
また、Amazonアソシエイトには、商品売上の何%という報酬以外に、「Amazonアソシエイト・メンバー紹介イベント」というものがあります。
これは「Amazonプライム」や「プライム・ビデオ」など、Amazonの有料会員サービス(無料体験含む)にユーザーが登録すると、1人あたり500円がもらえるプログラムです。
月に20人が登録すれば1万円、200人が登録すれば10万円の収入を稼ぐことができます。
A8.net
A8.netは、ECサイトからクレジットカードまで様々な商品が成約したときに、各企業が決めた料率・金額で収入が発生します。
クレジットカードや高額商材であれば、1件あたり1万円以上のプログラムもたくさんあります。
AmazonアソシエイトがAmazonの商品だけを対象にしていたのに対し、A8.netはいろいろなモノやサービスの紹介で収入を得ることができるので、ブログの内容に合わせて幅広く使うことができます。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、A8.netと同様に、幅広い商品やサービスを扱っているアフィリエイトで、各企業が決めた料率・金額で収入が発生します。
A8.netだけで良いじゃん?と思うかもしれませんが、A8.netにはない有名企業が、もしもアフィリエイトだとあることもあり、私は両方使っています。
「楽天」の商品を紹介するアフィリエイトも、「もしもアフィリエイト」経由で簡単に実施できます。
Zucks Affiliate
Zucks Affiliateは、スマートフォンアプリの案件を数多く扱っているアフィリエイトで、各企業が決めた料率・金額で収入が発生します。
「A8.net」や「もしもアフィリエイト」ではアプリの案件が少ないので、アプリの案件を探すときに重宝します。
「アプリーチ」というアプリを紹介するツールとの併用がオススメです。
【参考】ブログでアプリを紹介するなら、アプリーチが超便利!簡単な設定方法まとめ
先に紹介した「Google AdSense」や「Amazonアソシエイト」「A8.net」などの設定方法ですが、WordPressを使っているのであれば、下記サイトを参考にしてみてください。
【参考】ブログでアフィリエイトをする方法
http://stinger3.com/wordpress/affiliate/
【参考】STINGERでアドセンスをより効果的に貼る方法
http://rentalhomepage.com/post-14554/
その他、どんな収入モデルがあるの?
私は「ネットワーク広告」「アフィリエイト」以外にやっていませんが、他のブロガーが収入源としているモデルを紹介します。
・ベタ貼りのバナー掲載
ネットワーク広告が枠だけを提供するのに対し、ベタ貼りのバナーは、ブログ所有者が「枠」「期間」「金額」「条件」などを決めて販売する収入モデルです。
・有料メルマガ・note
ブログで書いていないノウハウなどを、固定課金のメルマガやnoteで配信する収入モデルです。
ホリエモンのメルマガとかは有名ですね。
・有料セミナー・サロン
専門的な情報を教えるセミナーを開いたり、呼ばれたりすることで、収入を得るモデルです。
最近は、同じ目的をもった人たちを集めて、定期的に話せる場所をつくるサロンも増えてきました。
・情報商材や本の販売
ノウハウがつまった資料や本を販売する収入モデルです。
高度な専門知識、知名度、そして人脈がないと実現できないものです。
怪しい情報商材を売るのだけは、ブログの価値を落とすので止めたほうがよいと思います。
・ブログ執筆の請負
企業や個人からの依頼を受けて、記事を書くことの対価として収入を得るモデルです。
有名ブロガーだと、1記事10万円にもなるそうです。
クラウドワークスのようなお仕事募集サイトでも依頼を見つけることができます。
・取材やメディア露出
有名になればですが、取材が来たり、テレビに出たりして稼ぐことができます。
最近では、ブロガーのはあちゅうさんが、朝の情報番組「スッキリ」に出ていますね。
これで個人ブログの収入の仕組みについては、かなり網羅できていると思います。
(最後のほうは、ブログからは少し遠くなりましたが・・)
収入を増やすための考察
「ネットワーク広告」「アフィリエイト」を中心とした話ですが、収入を増やしていくためには、PVを増やすことが大事になります。
・収入を増やす ≒ PVを増やす
PVを増やすためには、ユーザーが求める記事(質)を数多く書いていくこと(量)が大事になります。
・PVを増やす ≒ 記事の量 × 記事の質
なぜPVを増やすために「記事の量 × 記事の質」が大事かというと、ブログのメイン流入はYahoo!やGoogleの検索結果であり、量が多いほうが検索からの入り口は広がりますが、質が高くないと検索結果の上位に表示されないからです。
そのほか、PVを増やすためには、SEOのテクニックやソーシャルメディアの活用方法などがありますが、私もまだ出来ていないことが多いので、参考サイトの紹介で留めておきます。
【参考】月間30万PV達成!1年間実践してきたブログアクセスアップ法10個を徹底解説するよ
http://mama-hack.com/300000pv_blog
私のブログはまだ記事数が少ないので、しばらくは記事数を増やすことで、収入を増やしていければと考えています。
注意点とアドバイス
最後に、個人ブログで収入を得るときの注意点とアドバイスをお話しします。
ブログツールによっては収入を得ることができない
私が利用している「WordPress」であれば、「ネットワーク広告」「アフィリエイト」ともに問題ないですが、ブログツールで有名な「アメブロ」はネットワーク広告が禁止されています。
いざ、ブログで収入を得よう!と始めてみても、ブログツールによっては収入を得ることができない可能性があるので、「ネットワーク広告」「アフィリエイト」が可能かどうかは、始める前に調べてみてください。
一般的には、「WordPress」「はてなブログ」の2択です。
【参考】wordpressとはてなブログのメリット・デメリットを比較!おすすめポイントまとめ
http://bnbrd.net/wordpress-hatenablog-merit-demerit-comparison/
最低支払金額まで稼がないとお金は振り込まれない
「ネットワーク広告」「アフィリエイト」ともに、収入が発生したらすぐにお金が振り込まれるのではなく、最低支払金額まで貯まらないと振り込まれません。
例えば、
・「Google AdSense」であれば8,000円
・「Amazonアソシエイト」であれば5,000円
・「A8.net」であれば1,000円
になります。
あれもこれもと手を出すと、収入が分散をして、最低支払金額に到達するのが遅くなってしまうので注意が必要です。
審査をクリアしなければならない
「ネットワーク広告」「アフィリエイト」ともに、厳しさは違えども掲載の審査が発生します。
しっかりとコンテンツがあるサイトであれば、審査は無事クリアできると思いますが、何か問題がある場合、ずっと審査に通らないこともあるそうです。
また、一度審査をクリアしても、自ら広告をクリックするなどルール違反があった場合、一発停止になってしまいます。
副業の問題がないか
サラリーマンなどで本職から収入を得ている場合、ブログで収入を得ることは副業になります。
会社にはバレないだろう・・と思ってやっていても、収入が大きくなったときに確定申告が必要であれば、バレてしまうリスクがあります。
副業禁止の会社であれば、注意しておいたほうがよいです。
収入目的でブログは続かない
ブログで収入を得ることは、一見簡単そうに見えますが、正直ものすごく難しいです。
私の場合、1ヶ月でだいたい20時間くらいはブログに費やしていますが、それでも缶ジュースが5~10本買えるくらいです。
収入だけの目的であれば、コンビニのアルバイトをやったほうが効率的です。
今後PVが増えていけば、大きな収入を得ることもできますが、長い間コツコツと続けていくためには、収入の目的以外でモチベーションを持つことが大事になります。
まとめ
本記事は以上になります。
今まで話してきたように、個人ブログで収入を得る仕組みはたくさん存在します。
まずはブログを始めてみて、自分のブログにマッチする仕組みを選んでいくのがよいかと思います。
もしわからないようであれば、とりあえず「Google AdSense」から始めてみてはいかがでしょうか。
お付き合い頂き、ありがとうございました!